南昌病院介護体験実習は、2年次の通年科目である早期臨床体験「医療人としてのヒューマニズム」の中で行われている実習です。この実習は、矢巾町にある南昌病院のご協力を得て、介護・福祉施設における薬剤師業務と薬剤師の役割を学ぶとともに、リハビリテーションや病院給食体験実習を通して保健、福祉、顔後における他職種連携協働およびチーム医療の意義を理解することを目的に行われています。2年生が小グループに分かれ、各グループ1日ずつ実習を行います。

午前は理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などのリハビリテーションスタッフと学生が1名ずつペアになり、マンツーマンでご指導いただき、患者様とコミュニケーションをとりながらリハビリテーションの簡単なお手伝いをさせていただきます。始めは緊張感が見て取れる学生も、ご指導のおかげで時間の経過とともに笑顔で応えられるように変わるので、この経験から得られるものは多いと感じられます。

病院が患者さんに提供している給食の体験を挟んだ後、午後は栄養管理について管理栄養士の先生に講義していただきます。実際に体験した病院給食を例にお話していただき、体験に基づいた学習が可能です。その後、輸液や経腸栄養で用いられる栄養剤の味見体験や、高カロリー輸液用キット製剤の開通体験を通じ、飲み込みが困難になってしまった患者さんの栄養管理に用いられる薬剤について学びます。実際に触れながら注射剤の配合変化や経管栄養時に用いられる薬剤の簡易懸濁法などを体験し、介護の現場に必要な知識と技能を学びます。