たった一粒の薬が、世界中の何千、何万もの
病める人々の心・命を救う力を持っています。

創薬有機化学分野では、加齢に伴う慢性疾患に対する新しい治療薬の開発を目的に、メンバーそれぞれが「何を創るか(What to make)」、「どのように創るか(How to make)」について自由な発想を持ち、治療薬の候補となる新しい分子を創っています。我々と共に創薬研究を通じて世界に貢献してみませんか?

研究成果・実績

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  • 【2019原著論文01】“Oenothein B, Dimeric Hydrolysable Tannin Inhibiting HC…
  • 【2019学会19】“二環式亜鉛エノラートを活用するoctahydro-4,7-ethanobenzofuran-9-one骨格のワンポット構築”, 〇辻原哲也・坂岡大輔・川村綾香・田村 理・嵩原綱吉・鈴木健之・河野富一, 日本化学会第100春季年会, 千葉, 令和2年3月22日~25日 (2020)
  • 【2019学会18】“カルボン酸をアルキル源とする新規N-アルキル化法の適用性と有用性”, 〇佐藤圭悟・田村理、菅原葵・佐藤絵理花・佐藤風薫・高橋俊介・河野富一, 日本薬学会第140年会, 京都, 令和2年3月25日~28日 (2020)

主な研究内容

  1. 医薬リード化合物の合理的な設計と合成
  2. 生理活性物質を範とした生物活性メカニズム解明に有効な化合物の創製
  3. 医薬品開発を指向する新規な複素環化合物の合成
  4. 新規な骨格を有する不斉有機触媒を用いた不斉反応の開発

担当講義

【主な担当講義】

はじめて学ぶ大学の有機化学 (1年前期)
高校有機化学と大学有機化学との橋渡し教育に力点を置き、大学で初めて有機化学を学ぶ上で重要な基礎的事項、特に有機分子の立体構造や構造式の書き方、命名法について学ぶ。また、この科目は、1年次後期で履修する「薬化学の基礎」、2年次で履修する「有機薬化学1」および「有機薬化学2」、3年次で履修する「有機薬化学3」を理解するための導入科目である。 河野富一、辻原哲也
薬化学の基礎 (1年後期)
薬学部の有機化学である薬化学における基礎的事項および有機化合物の立体構造について学ぶ。この科目は、2年次で履修する「有機薬化学1」および「有機薬化学2」、3年次で履修する「有機薬化学3」を理解するための基盤科目である。 河野富一
演習で学ぶ薬化学の基礎 (1年後期)
同時期に開講される“薬化学の基礎”と連携した演習を通じて、有機薬化学の基礎的学力を養う。薬化学における基礎事項および有機化合物の立体構造について分子模型を用いながら演習を行う。2年次より順次開講される関連講義の基盤を確立する。 河野富一、稲垣 祥
有機薬化学1 (2年前期)
炭素-炭素多重結合が織りなす多様な有機化合物の化学を学習する。具体的には、アルケン、アルキンおよび芳香族化合物の命名法、構造、性質および反応について学ぶ。この科目は、3年次で履修する「有機生体制御化学」、4年次で履修する「実践医薬化学」を理解するための基盤科目である。 河野富一
有機薬化学2 (2年後期)
代表的な炭素-ヘテロ原子単結合をもつ有機化合物を中心に学習する。これらの化合物に関連する官能基の構造及び性質について理解したうえで、特に、有機ハロゲン化合物、アルコール、フェノール、エーテル、エポキシド、アミン等の命名法、構造、性質、合成法および反応について学ぶ。この科目は、3年次で履修する「有機生体制御化学」、4年次で履修する「実践医薬化学」を理解するための基盤科目である。 田村 理
有機薬化学3 (3年前期)
代表的な炭素-ヘテロ原子二重結合をもつ有機化合物を中心に学習する。これらの化合物に関連する官能基の構造及び性質について理解したうえで、特に、アルデヒド、ケトン、カルボン酸およびカルボン酸誘導体の命名法、構造、性質および反応について学ぶ。この科目は、3年次後期で履修する「有機生体制御化学」、4年次で履修する「実践医薬化学」を理解するための基盤科目である。 河野富一
有機生体制御化学 (3年後期)
医薬品に含まれる活性発現部位や分子認識のコアとなる化学構造と生体分子との相互作用に着目し、医薬品を化学的な観点から理解し説明する方法を学ぶと共にそれら医薬品の合成例ついて考察し、炭素骨格形成、官能基の導入・構築・変換といった方法を駆使して複雑な有機化合物を合成する戦略について学ぶ。

この科目は、4年次で履修する「実践医薬化学」を理解するための基盤科目である。

田村 理
実践医薬化学 (4年前期)
1年次から3年次までに配当された化学系薬学の講義では、分子が持つ官能基を基盤として、その立体構造、性質、反応および合成に関する基本的な知識を理解し、さらに医薬品との作用について学んできた。この講義では、これらの知識を疾患毎にスクラップ・アンド・ビルドしたうえで医薬品を化学的視点から学ぶ。 河野富一
薬学基礎セミナー (5年後期)
主に、薬学基礎科目を再度復習し、最終学年を迎える準備を行う。 河野富一
(オムニバス形式)
総合講義 (6年通年)
6年間の薬学教育の集大成を目指して、「薬剤師として必要な知識及び技能」の再確認を行いながら、薬学教育の総まとめとする。 河野富一、田村 理
(オムニバス形式)

 

【実習】

薬学実習2(有機化学実習)(3年通年) 分野全教員
卒業研究1(4年通年) 分野全教員
卒業研究2(5、6年通年) 分野全教員

メンバー

教 授

河野 富一 (Kawano Tomikazu)

平成3年  大阪大学理学部化学科卒業
平成8年  大阪大学大学院理学研究科有機化学専攻博士後期課程修了
平成8年  博士(理学)の学位取得(大阪大学)
平成8年  大阪大学産業科学研究所 助手
平成19年 岩手医科大学薬学部有機合成化学講座 准教授
平成26年 岩手医科大学薬学部有機合成化学講座 教授
平成30年 改組に伴い、岩手医科大学薬学部創薬有機化学分野 教授(現在に至る)
平成30年 岩手医科大学薬学部 副学部長(現在に至る)

所属学会:日本薬学会、日本化学会、日本癌学会、有機合成化学協会、日本ケミカルバイオロジー学会、日本がん分子標的治療学会、岩手ネットワークシステム(INS)

准 教 授

田村 理(Tamura Satoru)

平成10 大阪大学薬学部製薬化学科卒業
平成15年 大阪大学大学院薬学研究科博士課程修了
平成15年 博士(薬学)の学位取得(大阪大学)

大阪大学薬学部寄附講座助教、京都薬科大学研究院、JST ERATO博士研究員、
大阪大学薬学部特任助教、東北大学理学部化学科講師を経て

平成28年 岩手医科大学薬学部 准教授(現在に至る)

所属学会:日本薬学会、日本化学会、日本生薬学会、日本ケミカルバイオロジー学会、日本農芸化学会

助 教

辻原 哲也(Tsujihara Tetsuya)

平成15年 立命館大学理工学部卒業
平成17年 大阪大学大学院理学研究科化学専攻博士前期課程修了
平成19年 大阪大学大学院理学研究科化学専攻博士後期課程中途退学
平成19年 岩手医科大学薬学部助教(現在に至る)
平成20年 博士(理学)の学位取得(大阪大学)

所属学会:日本薬学会、日本化学会、有機合成化学協会

助 教

稲垣 祥(Inagaki Sho)

平成18年 福井大学工学部卒業
平成20年 福井大学大学院工学研究科生物応用化学専攻博士前期課程修了
平成20年 岩手医科大学薬学部助教(現在に至る)
平成30年 博士(工学)の学位取得(福井大学)

所属学会:日本薬学会、日本化学会、有機合成化学協会