Dr OZくすりのよもやま話(6)

Dr OZくすりのよもやま話(6)                               令和331

 

くすりがいきなり効きすぎた! その6

くすりの効き目はどの程度日ごとに差があるものでしょうか

 

私自身の降圧薬(血圧を下げるくすり)の効き目は、過去どうだったのだろう、と5年以上前の記録を見直しました。だいぶ温かくなってきた5月~6月の記録です。日付の下に

最高血圧/最低血圧 の順に書いていきます。

5月X 5X+1    5X+2
121/76 119/86(最低血圧が高い) 102/67

 

5月X3 5X4           6Y
110/72 112/81 119/84

                                                            

6月Y1  6Y+2 6Y3
126/84 128/88(最低血圧が高い) 108/70

               

最低血圧は高い日がある、というべきでしょう、ただ、別の見方をすると、最高血圧が100を下回りそうな5X2日の記録もあり、最高血圧にも結構な日間差があると思えてきます。

 

これもびっくりですが、副作用の点でもずいぶん異なることにびっくりです。実は、当時から現在までくすり(仮にACとしておきましょう)の内容(品名)はまったく変わりません。ただ、くすりCの用量(のむ量)がいまは半分になっています。5年と少し前のこの当時のくすりCの用量をいまのんだら、確実に夜中に口の渇きで眠れなくなります。いまから2年くらい前にこのことを自覚して処方医の先生に、くすりCを減らして頂きました。もちろん、口の渇きに耐えた翌朝の血圧は十分満足のいく低いものです。たまに振り返りをすることは大切ですが、口の渇きの副作用を自覚した数年の間に私の体に起きた変化、が心配になってきます。この分析はこのシリーズの中で述べていくには難しいテーマと思いますが、何かわかったら書いてみたいと思います。

 

「くすりが突然効きすぎた」のシリーズはおおよそこれで終了です。次は別のよもやま話を始めたいと考えます。ここまで読んでくださった方に厚く御礼申し上げます。

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